昨日に引き続き、通信制大学卒業生のスタッフによるレポートの書き方アドバイス後編です。
次に大事なのが、レポートの作法です。
「レポートの書き方」について書かれた本も読んでみましょう。
ポイントとしては、①段落の書き始めをひとます空ける、②「ですます調」は絶対使わず(引用部分は除く)一貫して「である調」で書く、③句読点、段落をつける、④要求されている字数を守る、⑤手書きで清書するときは字はできるだけ丁寧に書く、⑥コピペはしない、などでしょうか。
この基本的なことを守るだけでもだいぶ合格しやすいレポートになると思います。
さらに、文と文のつながりを考えて、段落の最初に「そして」、「また」、「しかし」などの接続詞をつけるようにすると、読みやすいレポートになると思いますよ。
採点者にとって、読みやすい方が印象がいいはずです。
さらに、後から読み返してみても、わかりやすい文章になるように気を付けるのもいいと思います。
科目試験を受けるときに、自分が書いたレポートを読み返して、役に立つようなものになっているといいですね。
課題で要求されていることにある程度解答できたと思ったら、思い切って提出してみましょう! あまりこだわりすぎて提出を見送っていたら、いつまでたっても単位は取れません。
最後に、読み返して誤字脱字をチェックし、科目名や住所氏名等、書き忘れていないか確認して提出です。
ちなみに、通信制大学のレポートを送るための郵便料金はたったの15円(重さが増えるにつれて10円単位で上がっていきます)です。
どこの大学でも、合格しやすい科目、合格しにくい科目というのはあります。これは提出してみないとわかりません。
それに不合格だとしても、直して繰り返し提出すればいいんですから、あまり気負わずに提出する方がいいと思います。
特に、慶應の場合は卒業論文が必須ですので、レポートを書くことで、文章を書く練習にもなりますね。
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